JPIX Users Meeting Summer 2010 (2010.07.07)
今回の役目は、IPv6v4エクスチェンジサービス (4-6-4 変換) に関する下記の2つだった。
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- テストサービス開始のアナウンスに関するプレゼン
- ユーザ会の会場でのデモ環境の構築と運営
上の1つ目は、プレスリリースのとおりで、ユーザ会の場でテストサービスを開始する旨を発表させていただきました。
http://www.jpix.ad.jp/jp/pdf/20100708_001.pdf
IPv6v4エクスチェンジサービスは、トランスレータを利用したサービスで、エンドユーザ宅内にある IPv4 プライベートアドレスの端末からトランスレートホームゲートウェイ(IPv4プライベート → IPv6 変換)と JPIX データセンタ内にあるトランスレートゲートウェイ (IPv6 → IPv4 グローバル変換)を経由して、IPv4 グローバルアドレスしか持っていないサーバに到達性を提供するものです。
ユーザ会の会場(今回は品川のコクヨホールでした)に構築したデモ環境では、ユーザ会に来ていただいた参加者の PC をホールに設置されたトランスレートホームゲートウェイに WiFi で接続していただき、ユーザ会の会場と JPIX のデータセンタ間に構築をした IPv6 回線を渡って、JPIX のデータセンタに設置されたトランスレートゲートウェイに到達すると言うネットワークでした。
実際に、4-6-4 変換での接続や IPv6 ネイティブの接続を試していただく良い機会を作る事が出来たと思っています。
これまでのユーザ会でプレゼンはした事があってもデモ環境を作って、実際にユーザ会の参加者に使ってもらうと言う事はした事がなかったので、すごく緊張したが、特に大きな問題も発生せず、プレゼンとデモネットワークの提供は無事終了。
ユーザ会の前日の夜遅くまで準備をしたのが、報われたような気がしますが、まだまだこれからが本番と言う気持ちも半分あり。