4月29日の「今日のダーリン」
4月29日の「今日のダーリン」。
http://www.1101.com/home.html
例えば、サッカーなり野球なりの監督が、
1年のリーグ戦の順位予想をして、
1位から最下位までのチームをぴったり当てたとしたら、
それはなかなかすごいことだとは思う。
冷静で、論理的で、もっといえば客観的なんだろう。
しかし、彼にいちばんやってほしいことは、
客観的に順位予想を当てることなんかじゃない。
何位かの実力である彼のチームを、
もっと上位に、願わくは優勝に導くことである。
....
最近よく思う、「主観」のない世界のお話だ。
優勝したいんだ、と闇雲に口で言うばかりでは困る。
しかし、「わたし」が「わたしたち」が、
どうしたいのかどうなりたいのかという主観がなくては、
客観的な勢力地図がどんなにうまく描けても、
なんの魅力もないし、存在する意味さえわからなくなる。
Infrastructure as LL Memo. (LL まつり)
http://ll.jus.or.jp/2013/program.html#infra_ll
なにか予定があったんだけどな...と思いながら、六本木のスタバで暇をつぶしている最中に、そうだ錦糸町に行こうと、当日券で、LL に参加してきました。(いい意味で)予想通りの面白いセッションで、普段の自分の業務からは離れているレイヤの良い勉強になった。
もし、間違いなどがあれば、ご指摘ください。
1. 伊藤 直也さん
-
- はてな
- サーバ台数 : 1000台くらい
- 2006年、2007年は、自動化が入ってきた
- 2008年にパペットを導入した
- はてな
-
- GREE
- インフラの仕事はしていなかった
- GREE
-
- 入門 chef solo
- 当時、AWS で、メンテナンスしようとしたとき、毎回インフラの構成を変更する時が面倒だった
- chef は情報が多すぎるので、重要なところだけピックアップして作った本
- 本は、5000部くらい売れている
- 入門 chef solo
-
- (株)じげん
- 自分が取締役をしている会社
- 実験的にいろいろなものを導入している
- chef をいれて github でコードを管理している
- (株)じげん
-
- なんで DevOps なのか?
- 構成・運用に時間を割くのがもったいない
- すぐ構成忘れちゃう
- クラウドと自動化
- なんで DevOps なのか?
2. 黒田 良さん @ paperboy&co.
-
- 所属
- paperboy&co.
- インフラエンジニア
- paperboy&co.
- 所属
-
- 経歴
- 30歳までは、郵便局職員
- 経歴
-
- やってきた事
- データセンタに常駐して、サーバ (数千台) の監視運用
- 途中から Perl って便利じゃん!ってなる
- たんぽぽタスクを自動化
- subversion とシェルスクリプトで構成管理、プロビジョニングツールを自作
- Perl でサービス監視フレームワーク作ってみる
- やってきた事
-
- 技術基盤チーム (自分の所属とは別のチーム)
- 全社横断でお役立ちなものを作っている人たち
- 自分はインフラ回り (AWS) をお手伝いしたりした
- このチームの人に Puppet を教えたら、このチームの人が本を書いた (すごい)
- 全社横断でお役立ちなものを作っている人たち
- 技術基盤チーム (自分の所属とは別のチーム)
-
- 趣味、特技
- 自動化
- 趣味、特技
3. 成田 一生さん @ クックパッド
-
- インフラストラクチャー部長
- 主な使用 LL : Ruby
- インフラストラクチャー部長
-
- クックパッドの体制の変遷
- 入社当時 (2010年くらい)
- サービス開発系エンジニア : 約10名
- 開発基盤エンジニア : 1名
- インフラエンジニア : 3名
- いま (2013年)
- サービス開発系エンジニア : 約40名
- 技術部エンジニア : 12名
- インフラ部エンジニア : 5名
- 入社当時 (2010年くらい)
- クックパッドの体制の変遷
-
- よくある事から自分が担当に
- みんながサービスに新機能をどんどん追加したら、いつの間にかサービスが重くなる!
- ↓
- 誰かが、常にパフォーマンスを気にしていないとやばい!
- ↓
- 自分がやります!
- みんながサービスに新機能をどんどん追加したら、いつの間にかサービスが重くなる!
- よくある事から自分が担当に
-
- 自分のミッション
- インフラの問題をコードで解決する
- 自分のミッション
-
- 開発、デプロイ
- Github Enterprise (GHE) を利用
- pull-request でコードレビュー
- Github Enterprise (GHE) を利用
- 開発、デプロイ
-
- サーバ&プロビジョニング
- 全部 AWS
- Puppet + Capistrano
- 全てのサーバは Puppet で管理をしている
- Puppet マニフェストも GHE で管理
- サーバ&プロビジョニング
-
- imon (Infra monitor)
-
- autoscale
- 負荷状況に合わせて、サーバの台数を増やしたり、減らしたりする
- autoscale
4. ディスカッション
-
- DevOps の目的とは?
- 開発エンジニアと運用エンジニアを仲良くさせるツール
- DevOps の目的とは?
-
- ツールの運用はどうやる?
- ツール特有の話ではなく、どうやって、サーバ構成 (Puppet マニフェスト) を分けるのかが重要
- ツールの運用はどうやる?
-
- 自動化しづらい事って?
- AWS なので、自動化できない部分はほとんど無いが、自動化するとあぶないと感じる事は自動化はしづらい (あえて、自動化はしない)
- autoscale を使っているので、サーバの増減を自動化している
- 既に存在している環境に対して、自動化するのは難しい
- 自動化しづらい事って?
-
- 現状の課題と問題点
- デプロイしようとしたら (コードに、bug なり typo なりがあってトラブルが発生し、何度も何度もデプロイを運用担当者にお願いしていたので)、運用の担当者を怒らせてしまったと言うのが、そもそも解決しないといけない問題点として存在していた
- Puppet を導入したらコードの人たちに、インフラを説明するのが楽になった
- クックパッドでは、インフラ部の人が Puppet のマニフェストを書いている
- コードの人たちに、開発環境を渡して、いつでも開発環境にコードを置けるようにしても、これを置いたというメモを残しておいてほしい
- 見たい人が運用環境 (本番サーバ) を見れるようにしておくべき
- 開発者からも運用環境 (本番サーバ) を見れるようにすべき
- 開発者からインフラがブラックボックスに見えてしまうのはダメではないか?
- 新人にも運用環境を見れるべき
- 人が育たなくなってしまう (人を育てる意味でもサーバーは見えるに越したことはない)
- 開発者からも運用環境 (本番サーバ) を見れるようにすべき
- 現状の課題と問題点
2012年
2012年は、平日の深夜、土日など時間関係なく、仕事していた気がする (特に、IETF での 464XLAT 関連の作業が大部分を占めていた)、10月くらいからだんだんと時間が作れるようになり、それからは外に出ていけるようになっただろうか。おかげさまで、464XLAT については、ひとつずつ IETF のプロセスを通過してきているので、この点は良かったと思っている。これは、いろいろな方のご協力があってのことで、いくら感謝してもしきれない。しかし、IPv4 over IPv6 の技術を含めた IPv6 関連の標準化作業がそれなりに進んでいるからと言って、IPv6 のサービス展開状況が順調に前進しているかと言うと、そうではないのが、残念なところ。考えないといけないことがたくさんある。
なにわともあれ、来年は、もうちょっとプライベートを大切にしていこう。
jammin'
今日はライブの日だった。
-
- Seven
- Funk to drive
- Extended
間違えている曲名があるかも。
おとなのけんか
ロマン・ポランスキー監督のコメディ。
子ども同士のけんかについて、その子どもの双方の親たちが繰り広げる会話劇と言うか口げんかの映画。映画の中のほとんどのシーンが、その親の家のリビングから離れないので、役者のセリフに注意が集中する。
せまい空間ながらもあるひとつのトピックごとに攻撃する方、攻撃される方、それぞれのグループの入れ替えが起こるので、全然あきないつくりになっていて、笑いながらもすごく感心して見入った。
役者もすごいが、脚本もすばらしい。
クリスチャン・ボルタンスキー
NHK-BS でやっている「たけしアート☆ビート」の録画しておいたベネチア・ビエンナーレ特集をようやく見た。
その番組の中で、クリスチャン・ボルタンスキーが言っていたこと。
いろいろ試してみるんです。やりたい案があって初めてアートは存在するのです。すべきことがわかれば作っていなくてもアートはできているのです。