東証のシステム障害

東証のシステム障害は改善されるのか?: ビジネス法務の部屋

現在東証にはシステム管理部門の従業員が40名在職していらっしゃいますが、SEは一人もいらっしゃらない、とのことで、つまりは東証が「こう作ってほしい」という希望をきちんと富士通に伝えることができる人(以前のエントリー「内部統制論を法律家が語る理由」でも、この中間的な人の重要性について触れましたが)は育っていないわけです。

なにも起こらなければ内部だけの軽い組織で運用は出来るのかもしれないけど、トラブルが起こった時は外部との連携が大変になるよね。

事前に考えたフローや体制ではどうにも対応が出来ないケースがどうしても出てくる。

システムの全ては外部が請け負うって割り切ると言うのも、それはそれで1つの考え方だろうとは思うのだけど、全てを任せるって言うのは難しいんだよね。

アウトソースとインハウスの線引きをする場合、どこかでビシッと区切る事は難しくてどうしても重なったり穴が出来たりしてしまう。

だからトラブルになるんだけどね。

人様のケースで学習学習。