「死刑裁判」の現場


死刑がテーマになっていたETV特集を見た。個別恩赦のところが印象に残ったから、それだけ覚えている範囲でメモ。


国分寺市で発生した強盗事件の裁判を担当した検事が死刑を求刑して、判決も死刑で決定した。
死刑の判決が出た後、検事と死刑囚と手紙のやり取りがあり、本当に死刑の必要があるのかと言う気持ちが出てきた。
「個別恩赦」と言う措置があり、担当検事とその上司と「個別恩赦」の検討をしたが、上司より行わない方が良いとの事に。死刑を求刑した検事が、個別恩赦を申請する事は、問題では無いかと。


検事は「死刑の判決が決定した受刑者に、死刑が行われない事は、法治国家として壊れているのではないかと」とも言っていたが、「一個人としては、違った意見も出てくる」とも付け加えていた。


日本では、死刑について、細かい事は公開されていないが、裁判員制度での裁判が行われている。
日本国民で死刑を支持する割合は、80% 以上らしい。