RIPE 59 Routing WG
RIPE 59 での Routing WG のプレゼン資料を見たメモ。
特に、前回の RIPE 58 では、時間が無くて議論が出来なかったと聞いている IPv6 Route Aggregation Recommendations について。
http://www.ripe.net/ripe/meetings/ripe-59/agendas.php?wg=routing
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- 現在は、IPv6アドレスは、割当 prefix で経路広告されるべきで、追加の割当をもらうためには、○% 以上の利用率にならないといけないと言うかたちで運用されている。
- しかし、ISP は、IPv4 が出来ていた事が、IPv6 でやりにくいと言う問題を感じている。
- トラフィックエンジニアリングをしたい
- 到達性の無いネットワークを作りたい
- それに応えた対応を考えると
- RIPE-399 http://www.ripe.net/ripe/docs/ripe-399.html に続くかたちで、PAアドレスブロックを分割する事を許可するケースをいくつか提示をするようなドキュメントを作る。
- フィルタの提案も書く
- 議論が必要な点はいろいろとある。
- 良識的な範囲とは?
- /36 だろうか。(/32 を /36 に分けると、prefix は16個になる)
- 足りるか? /40?
- 経路の収束はどうなるのか?メモリは足りるのか?
- PA と PI との区切りはどうするか?
- 良識的な範囲とは?
アドレスブロック分割については、いろいろと意見があると思うのだけど、(中国方面の細かいブロックでの経路広告が IPv6 でも起こるのか?など)、IPv4 で出来た事は、良識の範囲でルールのコンセンサスを作ったうえで、IPv6 でも出来たほうが良いと思っています。