逃亡くそたわけ 〜 絲山 秋子

この間読んだ 「沖で待つ」 に続けて読んでみたところ 「勤労感謝の日」 よりも 「沖で待つ」 に雰囲気が似ていたような気がする。正確には 「勤労感謝の日」 + 「沖で待つ」 だろうか。
躁鬱病を患ったことがあると言う著者を映している感じが 「勤労感謝の日」 で、著者ゆかりの九州が舞台というところと女と男の微妙な間柄を描いている部分が 「沖で待つ」 だなあ。