天童荒太さん

ほぼ日刊イトイ新聞 - 天童荒太さんの見た光。

自分の書いたものは、ほんとうにおもしろいと
感じてもらえるのかどうか?

その基準がはっきりしない時期が、ずっと続きますからね。

だけど、いろいろと経験を重ねたなかで、
ぼくは、自分なりにようやく納得することができたわけです。

「もう、これだけすごいものは書けないな」
というくらいに自分で思って書けたものは、
やっぱり読者も
「すごい」「おもしろい」
と思ってくれるということ。

「打てば響く」
精いっぱいの事をやれば、その分、なにかしら返ってくるモノが必ずある。

自分の事で考えると、残念ながら、こういう事はまだあまり無い。

ひとつ思い出せるのは、ある人の仕事をサポートをしていた時に
その人の仕事に対する反響が大きかったというのがあったな。

人のサポートをすると言うのが、自分の性分にあっているのだろうか。